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エンジンブロックの圧力試験

「オルタネーター」について

「カーテク関西株式会社」では「オルタネーター」の販売を行っております。

カーテク関西のオルタネーター販売

01

「オルタネーター」とは?

車に搭載されている発電機の事です。
オルタネーターが単体で発電すわけではありません。オルタネーターは、車のエンジンと連動することで、電気を生み出せます。


オルタネーターによって発電された電力は、エアコンやカーステレオ、パワーウィンドウなど、さまざまな部品に使用されます。 車にはたくさんの電装部品があるため、オル タネーターなしでは、ライトもパワーウィンドウも使えません。


エンジンを停止していてもライトやカーオーディオがつくのは車に搭載されているバッテリーのおかげです。


バッテリーには電気が充電されているため、エンジンを始動していない時でも、ライトやカーオーディオがつけられます。しかし、エンジンをかけないままライトをつけっぱなしにしたり、音楽を聴いていたりすると、バッテリー上がりを起こします。


つまり、オルタネーターは電装部品を使用する電力を生み出すだけでなく、 バッテリーの充電器としての役割もしております。

バッテリーだけで車の電装部品を使うには不十分なのです。

02

「オルタネーター」の寿命

クルマにはたくさんの消耗品が使われています。
数多くの消耗品のなかでオルタネーターは長持ちするパーツのひとつですが、 それでも寿命はあります。

新車購入したものなら20万kmほど持つと言われてますが、10~20万kmが目安で、乗用車かトラック(24V)、国産か外車かによっても異なります。これはあくまで目安で、車を使用する環境下や頻度、ドライバーの運転の仕方によっても異なります。

そのため同じ年式、同じ車種であってもオルタネーターの寿命が変わることがあります。

定期点検・車検時に走行距離により交換される事も珍しくはありません。

カーテク関西のオルタネーター販売
カーテク関西のオルタネーター販売

03

寿命チェック方法

ディーラーや整備工場で定期点検を受けているのなら、特に必要はありませんが、心配なときは、オルタネーターチェッカーなどを用いてセルフチェックが可能です。


オルタネーターチェッカーは弊社もしくはホームセンターやカー用品店などで扱われており、バッテリーやオルタネーターの状態をチェックできます。ひとつ持っておくと便利です。


シガーソケットに接続するタイプと、バッテリーにつないでチェックする製品がありますが、どちらでも点検できます。

接続して点灯したランプの種類や色で、電圧の強さを確認します。

04

故障の原因

オルタネーターが故障する要因はいつくか考えられますが、主に3つの部品が劣化や不良状態にあると影響を受けて故障する可能性あります。

オルタネーターの故障に関連する部品は以下の3つです。


①カーボンブラシ
カーボンブラシの摩耗による原因。

オルタネーターにとってのカーボンブラシの役割は、電流を通電する事です。 カーボンブラシは接触して摺動しながら通電するため、 摩耗する消耗品となります。

カーボンブラシの劣化 による故障は、部品の交換で修理が可能です。


②レクチファイヤー

レクチファイヤーの不良が原因。

レクチファイヤーは、オルタネーターが発電する電圧を交流から直流に変換する変圧器です。レクチファイヤーは浸水や冠水、内部で発生する水蒸気などでパンクしてしまうと不良状態 になることがあります。レクチファイヤーが不良の場合は部品交換が必要です。


③ICレギュレーター
ICレギュレーターの不良が原因。

ICレギュレーターは、オルタネーターの回転が高くなった場合でも、電圧を一定に保てるようにする制流装置の事です。エンジンの回転数が高くなると速度上昇に伴って電圧が高くなってしまいます。

もしICレギュレーターが故障すると制流が出来ず高電圧状態になるため過充電が起こり、バッテリーや電装部品の故障にもつながります。

ICレギュレーターが不良の場合は部品交換が必要です。

カーテク関西のオルタネーター販売
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05

オルタネーターからの異音

異音の種類によって、考えられる部品の故障内容について


「キーキー」「キュルキュル」といった異音がしている場合は、オルタネーターのベルトが劣化して緩みがあったり不良状態になっている事が原因として考えられます。
オルタネーターのベルトとはVベルトの事で、エンジンの回転をオルタネーターに伝達するベルトです。

Vベルトが滑っている時や、伸び・たるみがある時にベルト鳴きが発生します。ベルトは経年劣化で硬くなり、ゴムの素材特有で経年劣化と共に乾燥し、ひび割れ等が 起こることもあります。     

               

「カラカラ」「カリカリ」 といった異音がする場合は、プーリーの摩耗によるものが原因と考えられます。
プーリーは、エンジンから動力を受け取って回転し、発電を行うオルタネーター内の部品です。

エンジンの回転を伝えるベルトはプーリーに掛かっていて、ベルトが動くことでプーリーが回転して発電します。プーリーは軸を中心に回転していますが、その中心の軸が劣化したり不良状態になると、回転が上手くいかず異音が発生します。


「ウィーン」 という異音がしている場合、ベアリングの劣化が原因と考えられます。
ベアリングは、前述したプーリーの軸にある軸受けの部品です。 回転するプーリーの中心にベアリングがあるため、オルタネーターが発電をするたびに負荷がかかる部分でもあり消耗品になります。 ベアリングが不良状態であったり、摩耗して劣化すると異音が発生します。

もしもオルタネーターから異音がしていて、故障している可能性があるのであれば、出来るだけ早く点検や修理を依頼するようにしましょう。現在は走行が出来ていても、故障しているかもしれない状態を放置してしまうと突然エンジ ンがかからなくなるなど、 大きなトラブルに繋がりかねません。

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