「セルモーター」について
「カーテク関西株式会社」では「セルモーター」の販売を行っております。
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「セルモーター」とは?
車が停止中にエンジンに起動のきっかけを与える役割を持つモーターで、英語ではスターターモーターと呼ばれています。
セルモーターには、仕組みの異なるピニオン摺動式・リダクション式 プラネタリ式の 3つがありますが、 軽量化・小型化がしやすいという理由から、 現在はリダクション式 のセルモーターが主流となっています。
【セルモーターの役割】
セルモーターは、エンジンの起動に欠かせない部品のひとつです。
一般的なガソリン車のエンジンは吸気・圧縮・膨張・ 排気の4つの工程を繰り返して動力を生み出しています。吸気と圧縮の工程はエンジン自ら行うことができません。
そこでエンジンに動き出すきっかけを与えるのがセルモーターです。万が一故障してしまった場合は、 エンジンの起動が出来なくなります。
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「セルモーター」の寿命
「セルモーター」は他の消耗部品と比べると交換頻度が少ないパーツです。
しかし、エンジンの起動を繰り返すことで劣化やパーツ同士の癒着・ズレなどが生じます。
交換が必要な寿命目安(乗用車)は、使用開始から10~15年程度です。今回は期間・走行距離別に寿命目安をご紹介します。
セルモーターの寿命目安は、車の乗り換えが多い場合は、購入から売却まで一度も交換をしたことがないという方も多いでしょう。
ただし、平均的な走行距離の年間1万km程度で使用した場合の目安です。走行距離が多い場合は10年経たず不具合が生じる可能性があります。 異音やエンジンのかかりづらさを感じたらすぐにメンテナンスを行なってください。
・走行距離
セルモーターの走行距離の寿命目安は10万~15万km程度です。
年間2万~3万kmを走行する場合は5年程度で寿命がきてしまうため注意してください。
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故障の原因と症状
●故障の原因
セルモーターが故障する原因に考えられます事柄
・電気を伝えるブラシの不調
・配線の断線や接触不良
・点火コイルの劣化
・セルモーター自体の故障
セルモーターの故障原因は、車にあまり詳しくない方の場合、 非常に分かりにくいものです。
エンジンがかからないという症状だけではセルモーター以外に原因がある可能性も考えられますので、プロに原因を究明してもらうことをおすすめします。
●セルモーター故障時の症状
セルモーターが故障すると次のような症状が出ます。
・「キュルキュル」 という回転音が聞こえない
・「カチッ」という音のみでエンジンが動かない
・キーを回すもしくはスタートボタンを押しても音がしない
・エンジンがかからない
というトラブルが発生した場合は、バッテリーの劣化や充電不足が考えられます。
バッテリーが正常に機能しているにも関わらず症状が改善しない場合は、セルモーターに何らかのトラブルが発生している可能性が高くなります。
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交換のタイミング
セルモーターの寿命は10年~15年、もしくは10万~15万km程度とされています。(一般乗用車)
普段長距離運転をしない車の方がエンジンを切る回数が増えるためセルモーターの使用頻度が高くなります。
予防的に交換をしたい場合は10年もしくは10万kmで交換を検討した方がいいでしょう。
また次のような症状がでた場合は故障の前兆かもしれません。
・何度も始動しないとエンジンがかからない
・エンジン始動までの時間が長くなった
・セルモーターの音が弱い
このような症状が出たら、 完全にエンジンがかからなくなってしまう前に修理や交換を行なってください。